開業をお考えの方

開業の決意と決断

この所、毎年のように続く診療報酬のマイナス改定、長引く不況による受診回数の低下、そして開業医の増化により開業を目指している先生方には大きな不安がつのっていることかと思います。
開業の現実はどうなっているかと言うと、特に歯科では“完全な二極化傾向"にあります。
では、この差はどこで生まれたのでしょうか?
それはズバリ“開業時"だと思います。

今は昔みたいに、“開業すれば待合室が患者さんでいっぱいで診きれない"なんてことはありえません。
『周りの同期が開業したから私も』、『後輩が開業したから、そろそろ私も』など軽いノリで開業しては絶対いけません。
開業するには、先生にも“覚悟"が必要なのです。

“決意"は“必ず成功する"という決意です。
その為、私共では開業の相談に来られた先生方に一番初めにお願いしているのが、“開業にあたり、どのような診療をされたいのか"、“どのようなビジョンをお持ちなのか" をお話しして頂くことです。
この部分がしっかりしていれば後にご説明する開業場所の絞り込みや、事業計画立案に際してもスムーズに進めることが可能となります。
最後に、開業の話を進めて行くと常に求められてくるのが、“決断力"です。
土地やテナントの決定、建物仕様の決定、医療機器の決定、従業員の決定など様々な場面で決断をせまられる事になるかと思います。
そんな時に、“必ず成功する"という決意がしっかりしていれば決断力も自ずとついてくるものだと思います。
そのために、まずは開業するという決意を固めることから始めましょう。

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開業の基本計画立案

開業に際しての決意や覚悟が固まったら次は開業の基本計画立案です。開業の基本計画立案はどのように行えば良いのでしょうか?
まず初めに行う必要があるのは、経営理念や診療方針を決定することです。
例えば『いつも笑顔を提供する医院を目指します』、『地域で一番頼りになる医院を目指します』でも良いと思います。これはあまり難しく考えずにまずは言葉に表わしてください。

次に診療内容の決定です。
例えば歯科であれば“一般歯科だけ"なのか、“矯正歯科“、“自費をメインに考えるのか"などです。
また、診療時間・診療日やターゲット層(理想の患者像)のイメージまで考えていただければより良いと思います。
診療内容が決まると、それに応じた開業場所を検討することが出来ます。例えば、小児科で開業を希望するのであれば、立地は小学校や保育園のそば、または入れ替りがたえずある市営や県営団地のそばが良いなどです。
これに付随して検討しなければならないのは、開業の形態です。選択肢としては大きく分けてテナント開業と戸建開業の2つになります。
これも開業資金に大きな影響を与える部分となりますので、診療内容やマーケットを分析した状況で判断することをおすすめします。
次に、医療機器の選定です。この部分も開業資金に影響のある部分ですので、自分の診療内容を行うためにどのような機器が必要かリストアップしておいてください。

  • 従業員の人数
    従業員の人数についてよくあるのが、過剰に雇いすぎてしまうケースです。勤務医をしていた時は、いつも沢山の患者さんを診ていたのでそのままのイメージになってしまうのは仕方がありませんが、雇用したら簡単には解雇できませんので、まずは最低限の人数で始めることをおすすめいたします。
  • 院外か院内かの検討
    医科の場合には、院外か院内では土地や建物など含め、運転資金に大きな影響を与える部分ですので計画段階で判断して頂く必要があります。
  • 自己資金
    今までお話ししたような開業のイメージが出来あがりましたら、大まかな必要資金をだして、開業に必要な総額を算出しましょう。
    ご両親からの援助も含めどのぐらいの自己資金を投入するかを検討してください。
    ただし、全ての預金を投入するのは避けるべきだと思います。今後どのような必要にせまられるか分かりませんので無理のない金額をご検討ください。
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開業場所の選定

開業の成功を決める大きな要素の1つが、開業場所です。テナント開業の場合もそうですが、戸建開業の場合は特に場所を変更することは困難となりますので、慎重に決定する必要があります。
開業場所はどのように決定すれば良いのでしょうか?
これは先にお話した診療内容と深く係わってきます。
先生がどのような診察をメインとするかにより開業適地は異なってきます。それゆえに、診療内容や理想の患者像を決めておくことはとても重要になるのです。
小児科で開業するのであれば子供が多い地域、審美歯科をメインとするのであれば美意識の高い女性が多い場所など。
開業場所を決定する上での最悪のパターンは、診療内容とのミスマッチです。よく言われるのがオフィス街での小児科の開業、高齢者の多い過疎地域で、高級仕上げの歯科医院などがあげられます。

おそらく、開業地を選定する上で、100%満足のいく立地を見つけることは不可能になっていると思います。
良い場所には、必ず医院があるはずです。それでも、先生が決めた診療内容や患者像がマッチングしている場所であれば必ずそこで成功できると思います。
大切なことは、まず診療圏調査などをもとに物件を絞り込み、現地に必ず足を運ぶことです。可能であれば時間帯や曜日を変えて、数回足を運ぶことをおすすめ致します。そのなかで、自分に合う物件が必ずみつかるはずなので是非試してみてください。

最適な場所不最適な場所
小児科 ………… 子供が多い地域小児科 ………… オフィス街
審美歯科 ……… 美意識の高い女性が多い場所など高級仕上げの歯科医院 … 高齢者の多い過疎地域など
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事業計画書の作成

基本計画案をもとに、決定した開業場所での事業計画書を作成します。
事業計画書の精度をより高める為には…

  • テナント開業の場合…内装プランニング及び見積り
    戸建開業の場合………建築プランニング及び見積り
  • 医療機器の選定及び見積り

※A・Bの作業を同時に行うことも必要となってきます。

また、先生の生活費を算出して頂くことも重要となります。普段、生活費について計算することも少ないと思いますので是非試算してみてください。
もう1つ重要となるのが、診療内容でも検討した診療日の想定です。自分が、月何日診療するのかを再度検討してください。
これらの情報と診療圏調査を組み合せてシミュレーションを完成させます。
この時、もしシミュレーション上でマイナスが出る様であればA・Bの金額を調整し、再度計画を練り直すことになります。
内容が納得できるものであれば次の段階にすすみます。

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融資手続き

金融機関に事業計画書を提出します。
この時に同時に基本計画で立案した経営理念や診療方針・診療内容なども提出します。以前の金融機関は担保主義で、なかなか事業性や先生の人柄などを評価することは皆無でした。
しかし、最近では事業性などが融資の評価につながり、金利や融資額などの融資条件を良くする要因となっています。
経営理念や診療方針・診療内容を軽んじていた方は、再度、ここで検討しなおしてください。

開業時の金融機関との交渉のなかで大事なポイント

  • 金利ばかり低くしようと考えがちだが
    返済年数を出来るだけ長くとること
  • 元金の措置期間を1年とること
  • 当初の負担を軽減する為に
    元利均等方式を採用すること
  • 借入には、可能であれば
    団体信用生命保険を付与すること
  • 運転資金には最低1000万円以上を確保
  • 申込時は資金に余裕を持った
    借入額にて申込むこと。

これ以外にも大事なポイントはありますが、開業時の借入で心掛けなければいけないことは、出来るだけ返済額を低くおさえておくことです。そして、余裕が出来たら繰り上げ返済を行うように調整していきましょう。

※借入によって、繰り上げ返済に対して違約金(例えば、返済額の2%など)が発生する場合があります。
 借入時には、その点もご確認してみてください。

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建築工事

テナント開業の方、戸建開業の方も建築工事が始まるのと同時に、近隣のあいさつ・医師会・歯科医師会へのあいさつも忘れずに行ってください。

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スタッフ採用

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広告宣伝の立案

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開業関係届出

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